2024/12/01 禁止制限告知
告知日:2024/12/01 (一部2024/09/26)
発効日:2024/12/01 (一部2024/09/26)
- 《三度呼ばれ、アルタナク/Altanak, the Thrice-Called》 コロッサル・リストに追加
- 《覆滅 // 複製/Repudiate // Replicate》 コロッサル・リストに追加
- 《不連続性/Discontinuity》 コロッサル・リストに追加
- 《睡蓮の原野/Lotus Field》 コロッサル・リストから削除
《三度呼ばれ、アルタナク/Altanak, the Thrice-Called》
このカードが公開されてすぐに、このカードに対して何かの処置を行わなくてはならないことは明確でした。
まず我々はこのカードをコロッサル・リストに入れるのみに留めるか、あるいは《豆の木のワーム》かこのカードのどちらか片方を禁止し、もう片方をコロッサル・リストに追加するかを検討しました。
前提として、我々は「長すぎる禁止カードリスト」やそれに類するものを避けるようにしています。これはプレイヤーの間で、どのカードが禁止で、どのカードがそうでないかを覚えやすくする目的があります。この考え方に沿うのであれば、コロッサル・リストにこのカードを追加すれば、ひとまずは対処したことにはなります。
次に我々は、コロッサル環境において、2マナで使用できるマナ加速カードが1枚増えることによる影響についても検討しました。
現時点においてはこのカード1枚の存在が環境に重大な影響を及ぼすとは考えにくく、ひとまずはコロッサル・リストに追加するのみとしましたが、依然コロッサルは情報が少なく、環境に悪影響を及ぼすことがわかった際に再検討することとなりました。
《覆滅 // 複製/Repudiate // Replicate》 、 《不連続性/Discontinuity》 、 《睡蓮の原野/Lotus Field》
これらについての我々の考えを説明する前に、今回の禁止制限でこれらのカードに変更を加えた経緯についてお話します。
かねてより《睡蓮の原野》はユーザーからフレンドリーでの使用を熱望されていたカードでした。《荒地》をコストとすることでデッキ全体が生成することのできるマナ総量を単純に+3できる存在でありながら、《水蓮の谷間》などと違いプレイヤーが安心して利用できるカードでした。
このカードがコロッサル・リストに加わっていた理由はシンプルで、特定のカードと組み合わせることでマナ加速が可能である、という点です。
つまり、今回《覆滅 // 複製》《不連続性》をコロッサル・リストに追加したのは、ユーザーからの要望に応えるために《睡蓮の原野》を解禁した際に、このカードとの組み合わせを危険視しているためとなります。
また、《覆滅 // 複製》を禁止したことによって、起動型や誘発型である能力への妨害手段が1枚失われたために、フォーマットに悪影響を及ぼすカードがないかどうかについても検討しましたが、現時点ではひとまずこの変更を適用し、こちらについても様子を見る方針としました。