2021/07/14 禁止制限告知
告知日:2021/07/14
- 《時間の熟達/Temporal Mastery》 禁止
- 《水の帳の分離/Part the Waterveil》 禁止
- 《カーンの経時隔離/Karn’s Temporal Sundering》 禁止
- 《アールンドの天啓/Alrund’s Epiphany》 禁止
- 《王神の立像/God-Pharaoh’s Statue》 禁止
- 《Mishra’s Workshop》 禁止解除
発効日:2021/07/14
《時間の熟達》《水の帳の分離》《カーンの経時隔離》《アールンドの天啓》
ヒュージ・リーダーズにおける最強の色は何か?と考えた時、多くのプレイヤーは青と答えるでしょう。実際その通りで、他の色にはない打ち消し呪文や様々な追加ターンを得る呪文が状況を後押ししています。これらのうち、追加ターンを得られる各種カードはそのものが勝利手段となるだけではなくテンポの獲得という面でも強力であることは周知の事実であり、かつて我々はその観点から《運命のきずな》《荊州占拠》《時間のねじれ》《時間操作》《永劫での歩み》《召し上げ》を禁止してきました。
今回はその範囲を広げ、「(概ね)7マナ以下でプレイでき、追加ターンを即座に・確実に得る」カードについて禁止することにしました。この方針は今後発売されるすべてのセットにも適用される予定です。なお《時間への侵入》はこの方針に合致しますが、現時点においては脅威ではないと判断し、現状維持とします。
《王神の立像》
ヒュージ・リーダーズの代名詞に限りなく近いアーティファクトである王神の立像は、かつて続唱デッキが猛威を振るった際に対策カードとして使用された経緯があります。
今日において、続唱デッキは以前ほど環境を支配することもなくなったほか、カジュアルプレイヤー達には単に「使われるとうんざりする」カードとなってしまいました。
《召し上げ》がコミュニティからの評判を考慮して禁止されたものと同じ理由で、《王神の立像》は瞑想領土に運び出します。
《Mishra’s Workshop》
《王神の立像》を禁止したこともあり、このカードは従来ほどの凶悪さを有することはなくなりました(当時は《不屈の巡礼者、ゴロス》も使用できましたが)。一方用途は制限されるとはいえ、土地1枚から3マナを生むカードというのは非常に危険であるという認識は変わりません。そこで、一時的に禁止解除をすることで様子を見ることになりました(監視リストに追加します)。
我々の想定では、このカードは環境を支配するほど強力であるとは言えませんが、解禁することで今までにないアーキタイプが誕生する可能性を感じています。
ただし、今後追加される新しいカードやアーキタイプが環境を荒廃させてしまった場合、再度禁止する可能性があることについて明言します。