2023/06/01 禁止制限告知

告知日:2023/05/21
発効日:2023/06/01

今回の禁止改定について

前回の禁止制限告知では「4ヶ月に1回行われる定例の禁止制限告知と、緊急で実施しなくてはならない場合に行う+α」とお伝えしましたが、今回は後者に該当します。

まず、現在ヒュージ・リーダーズでは、以下のようなカードを禁止するようにしています。

  • 「(概ね)7マナ以下でプレイでき、追加ターンを即座に・確実に得る」カード
  • ユーザーコミュニティの間で評判が悪いカード

今回禁止する2枚のカードはいずれも後者に分類されます。この後者に相当する禁止制限は必ずしも高い緊急性を必要とするものではないという認識ですが、次回の禁止制限告知予定日となる8/1までこれらのカードを放置するという選択もまた難しいものでした。
そこで我々は、禁止制限の告知を早急に行いかつその発効日までの猶予を作ることにしました。これは、今回禁止することになったカードで遊ぶ期間を確保すると同時に、これらのカードが禁止された後の環境について洞察する期間を設けるという目的があります。

《雇われの剛力、スライサー》

前回の禁止制限告知では「対策する手段自体が豊富にあることから、現時点においてはまだ禁止すべき段階には無い」と伝えていた統率者です。

この統率者はヒュージ・リーダーズの浅い歴史の中のあらゆる環境においても類を見ない特異な存在です。この統率者がいる可能性がある限り対策を行うためのカードを必ず入れなくてはならないこともあって、環境をゆがめているのは明らかです。
他方で、それを安易に禁止するのも我々がプレイヤーが試行錯誤する時間を奪うことと同義であるため、基本的にはプレイヤーの評判等をある程度観察してから検討を行うようにしています。

スライサーを禁止しなくてはならないと判断した最大の理由は大きく分けて2点あり、「あまりにも高すぎる再現性とキルターンの速さ」、そして「対策されていない環境下でのプレイ体験の質」です。

《原初の征服者、エターリ》

スライサー同様に対策を必須としながら、他方で対策が困難である統率者です。

このカードが発表されたとき、このカードがヒュージ・リーダーズにおいて暴れまわることはあまりにも明白でした。ただ、競技的にヒュージ・リーダーズを遊んでいるプレイヤーの研究によって導き出された安定キルターンと、エターリを統率者領域からプレイするための時間を比較したとき、打ち消し等の猶予もあることから少々楽観視していました。 しかし、機械兵団の進軍がリリースされて1月経った今、この予測を改めなくてはならない状況であると認識しています。

前述のとおり、スライサーとの大きな違いはその対策の困難さにあります。ひとたびエターリを唱えられるリソースが整ってしまうと、そこからは誰かがエターリを止めるために何も行動できなくなってしまうといった問題点もありました。
考えられる対策としては打ち消しや、そもそも唱えられなくする、あたりです。これは、「青を含まない統率者は、このカードに対抗する手段をほとんど持ち合わせていない」とほぼ同義です。

このカードのプレリリース後1か月を経過したあたりで、我々は評判を調査しました。結果、早急にこのカードを取り除かなくてはならないという結論に至りました。